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Geotechnical Engineering Laboratory

Main Project お知らせ

群杭効果のメカニズム

群杭効果とは杭間隔がある限界以内になると、一つの群として働き、支持力や変形の性状が単杭の場合と異なってくる現象をいう。群杭の支持力は単杭を単純に重ね合わせたものより小さくなることはわかっているが、そのメカニズムは未だ解明されていない。本研究では砂地盤中での群杭支持力の科学的な解明および載荷中の杭・地盤挙動の詳細な測定・分析を行っている。試験装置としては載荷装置を備えたw1.6m×d1.6m×h1.2mの大型土槽を用いる。地中応力分布はタクタイルセンサーを用いており、土圧計では測れない応力分布を面的にとらえることに成功している。


斜面の防災とモニタリング

豪雨災害のリスクがある斜面は、国内だけでも50万箇所を超え、これら全てに高コストな防災対策を行うことはできません。我が国 では、都市への人口集中で急斜面地域が開発される一方で、地方では山岳部の住居や施設が残され、大雨による斜面災害が毎年発生し ています。
そこで、だれでも、簡単に扱える、安価な警報装置を開発しています。
このようなシステムを、
・ 住民の自主防災
・ 災害発生後の2次災害防止など緊急監視
・ 途上国の低予算防災
などへ適用します。
電子回路や運用方法の改良を重ね、コストが1桁安く、30分で設置でき、電池で3年動くセンサーができました。
すでに、工場での量産が始まり、地盤災害、施工管理の用途で、国内外の数10箇所で実用化されています。研究目的では、神戸、高 知、愛媛などの斜面、中国の三峡ダム、四川省の地すべり斜面で、試験運用中です。2012年度は、中国四川省、台湾(北部、南部 )、ベトナムなど主にアジアの各研究機関と協力して、斜面の調査、観測、崩壊実験を予定しています。

液状化に起因する地盤変状とその抑制

2011年3月11日に起きた未曾有の大震災において千葉県浦安市をはじめとした様々な地域で液状化によるライフライン地中埋設管の被害がみられた。本研究では、ライフライン地中埋設管の経済的かつ効果的な液状化対策技術の開発を目標とする。
研究項目 1)ライフラインの震災事例の精査:東日本大震災で被害を被ったライフラインの被災メカニズムを理解するため、被害調査報告を精査 減災技術開発の実現可能性を高める 必要に応じて関係者に聞き取り調査 研究項目 2−1) 既設管模型振動実験
研究項目 2−2) 薬液注入に関する土槽実験
研究項目 3 )  被災管の復旧: コンクリート再生骨材・廃ガラス粗粒材・廃タイヤチップや治具を用いた埋め戻し材料の性能を模型振動実験により確かめる。