森本助教と西尾くん(M2)、西永くん(M1)、小池くん(M1)が社会基盤学専攻のプログラムである、海外インフラ見学会(3/12, 13)に参加しました。今年はフィリピンのマニラを訪問し、1日目はマニラ地下鉄の建設現場、2日目はそうした途上国のインフラ開発などに出資しているアジア開発銀行とフィリピン大学を見学しました。

初日の現場は日本ではなかなか見ることができない現在進行中の建設現場で、稼働中のシールドマシンや開削の様子など迫力のある現場を見ることができました。現場にたどり着くまでの渋滞がひどく、地下鉄建設の必要性を感じました。

2日目はそうしたプロジェクトに出資する側であるアジア開発銀行を訪れ、様々な出身国から来て様々な専門性を持った方々がクリエイティブに働く様子を見ることができました。フィリピン大学では学部3年生が応用プロジェクトVで議論した内容を現地で働く東大社基Alumniの前で発表し、日本の技術をどのように他国に適用できるのか討議を行いました。

教員や在校生とフィリピンで働く卒業生が色々と話をする機会がたくさんあり社会基盤学科が築き上げてきた歴史とインパクトを感じ、発注者側と施工者側の両方の現場を見て生のお話をたくさん聞き、社会基盤学という学問の奥深さをより一層体感しました。ご飯もおいしかったです。